春風や 闘志いだきて 丘に立つ 高浜 虚子
1874年2月に愛媛県温泉郡(現在の松山市)で生まれ、1959年4月に亡くなりました。
正岡子規に師事し、長く俳誌「ほととぎす」の発行に携わりました。
近代俳句の祖とも言われています。
今回の俳句は、春にある人生の新しい門出(入学、就職等)に際して、
青年の心に芽生える気持ちを素直に詠んだ句ではないでしょうか。
コロナの為に厳しく行動を制限されている日々ですが、
コロナに負けないでよりよく生きてゆくために、
努力したいと思います。
奈須野 諒子