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俳句あれこれ 第八句

亡き夫と積る話を蛍の夜

(夫と書いて「つま」とよみます)

 

 

 

 

1928年うまれの

名取袿子さんの作品です。

霜林に所属されて

編集にたずさわっておられるとの事です

(ネット情報です。)

90歳を超えてなおお元気とは、

羨ましい事です。

 

 

 

 

蛍には、

懐かしい人を思い出させる力があるのかもしれません。

幼いころ

家の近くの清流でたしかに蛍を見ていました。

今はもう

近くに蛍の住む川はないようです。

亡き人と

もう一度だけでも語り合うことがかなうなら、

どんなに嬉しい事でしょうか。

 

 

 

 

奈須野 諒子

 

 

 

 


2020年6月11日 11:21


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