亡き夫と積る話を蛍の夜
(夫と書いて「つま」とよみます)
1928年うまれの
名取袿子さんの作品です。
霜林に所属されて
編集にたずさわっておられるとの事です
(ネット情報です。)
90歳を超えてなおお元気とは、
羨ましい事です。
蛍には、
懐かしい人を思い出させる力があるのかもしれません。
幼いころ
家の近くの清流でたしかに蛍を見ていました。
今はもう
近くに蛍の住む川はないようです。
亡き人と
もう一度だけでも語り合うことがかなうなら、
どんなに嬉しい事でしょうか。
奈須野 諒子