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俳句あれこれ 第十九句

いくさの世 記憶の中に 夏の海     稲畑 汀子

 

 

 

稲畑汀子は1931年に神奈川で生まれました。

高浜虚子のお孫さんです。

父は虚子の次男、高浜年尾。父亡き後、俳誌「ホトトギス」を引き継ぎました。

 

歌われている「いくさ」は太平洋戦争の事でしょうけれど、

今新型コロナウイルスと闘っている私達にとっては、

今年もまた海にもゆけないような夏になるような予感がして、

記憶の中の海が懐かしくなります。

 

一日も早く安心して打ってもらえる日本製のワクチンが出来る様願っています。

そうして、老人からお子様まで、ワクチン接種が終わることを待っています。

 

奈須野 諒子

 

 

 

 


2021年5月15日 17:46


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