俳句を始めてまだ6年の新米ですが、俳句の楽しさを日々感じているので
その楽しさを感じていただければ嬉しいです。
俳句の季語はとてもたくさんあって、中にはもう実際にお使いになる人はいるのかしら?
というような言葉や道具もあって、
歳時記を読みながら、考えてしまうこともあります。(それも楽しい)
私が、身近に感じる冬の季語は
「木枯らし」または「凪」とも書きますが、「こがらし」です。
『海にでて木枯らし帰るところなし』 山口 誓子
吹きぬけてゆく冷たい風が海に出て、広がり消えてゆくその風の少しづつ、
薄くなってゆく色が見えるような気がします。
どさんこの実感とは少しずれている感もある季語ですが、
私の好きな俳句
お目にとまれば、嬉しいです。
奈須野 諒子